平成19年2月

「白虎隊に思う」

穏やかな正月を迎えられた町民のみなさんは、この正月をどのようにお過ごしだったでしょうか。
今年の正月は本当にのんびりと過させて頂きました。
TV三昧の日々のなか、1月6日、7日放送の「白虎隊」を見て、ドラマに登場した多くの若者の言葉や立ち居振る舞いに感心させられたことを今回、書いてみたいと思います。

ご存じのように、会津藩の子どもたちは10歳になると、藩校日新館に入学するきまりがあり、会津の武士の子ども達は、このようにしなければならぬという心構えを教わったことは有名な話です。お互いに約束を決め、その約束には絶対そむかないよう努力をしたといいます。その約束が、年長者の言うことにそむいてはなりませぬ、で始まる七つの掟であり、「ならぬことは ならむものです」で締めくくられている「什の掟」です。

あえて、今、何故この話題かと言えば、ある本を昨年末に読んでいたことにも起因しております。本の名は「日新館童子訓」(松平容頌著)。会津の美術館で昨年秋に開催された「徳川将軍家と会津松平家展」を訪れた際購入したこの本の内容が、まさにドラマで忠実に演じられていました。

会津藩の子どもの教育には、平成の今から見ても瞠目に値する新しさを見出すことができます。それは、自分を生んでくれた親の恩、人間としての基本倫理を教えてくれる教師への恩、そして平穏な生活を送れる社会への恩、この三恩に報い、さらに父母、年長者への礼儀、友人との信義、弱者を助け、郷土を愛する切実な若者の思いであり、そういったものが伝わってくる、素晴らしいドラマであり、本でもありました。

子どものいじめ、虐待などの人間性のかけらもない悲しいニュースを連日、新聞、テレビで見るにつけ、会津藩の子どもの教育が現代にも必要不可欠ではないかと考えさせられました。現代人が見失いつつある、人間本来のやさしさと愛情に裏付けされた当時の会津藩の時代に戻るべくもありませんが、人は先人に学び、少しでも近づくことはできるのではないかと思っているし、近づく努力をすべきだと考えております。

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