令和元年12月号

 私儀、この度、令和2年1月10日をもちまして、矢吹町長の任期が満了となりますが、本年末に予定されている町長選挙には出馬せず、退任することを決意いたしました。
 私が町政の舵取り役という重責を担わせていただいて間もなく4期16年となります。この間、多くの町民の皆様の支えがあり、職責を全うできたものと強く感じており、改めて感謝を申し上げます。
 さて、この16年間を振り返りますと、「財政再建3ヵ年計画」「東日本大震災」「地方創生」と、矢吹町にとって重要な局面が続く、まさしく“苦闘”の連続であったと実感しております。

広報2019.12月号私の一言「矢吹中」

広報2019.12月号私の一言「建設中の複合施設」広報2019.12月号私の一言「大正ロマン」

    (矢吹中学校)           (大正ロマンの館)         (建設中の矢吹町複合施設) 

 このように、4期16年間という期間の中で、これだけ重要な局面が3度もあったことは、私自身、予想だにしておりませんでした。しかしながら、町にとりましては、ピンチであるとともに、大きなチャンスでもあると捉え、本町を取り巻く現状に真正面から向き合い、そこで明らかとなった問題に対し、いかに課題として捉え、一つひとつを解決していけるかが大きな鍵でありました。これら課題に対し、偏に町民、議会、職員が一体となり取り組んできたからこそ、これらの難局を乗り越えられたと強く感じております。
 また、16年の間には、数多くの岐路があり、私自身、多くの決断をしてまいりました。このような岐路に立たされた際の決断にあたっては、第一に、目先にとらわれず、出来る限り長期的な視点で考えること。第二は、一方向からの見方にとらわれず、多面的に考えること。第三は、枝葉末節にとらわれず、根本的に考えること。を念頭に判断してまいりました。当然、自分の最終的な判断には、確固たる信念と責任を持って町政運営に努めてきたところであり、決して矢吹町の明るい未来に向けて誤った判断はなかったものと考えております。
 結びに、長い間、町民の皆様には、格別なるご支援、ご協力を賜りましたことについて、改めて、厚く御礼申し上げますとともに、矢吹町の未来永劫の発展を祈念しております。今後一町民となりましても、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げ退任の挨拶といたします。
 長い間大変お世話になりました。ありがとうございました。

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