１ はじめに
- 未来を担う子どもたちは「地域の宝」です。しかし、少子化、核家族化や社会構造の変化などにより、子どもたちが学校や家族以外の大人と関わる機会や地域とのつながりが少なくなっています。このため矢吹町では、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちを育てることを目的とした「矢吹町学校応援企業」を推進し、子どもたちの生きる力や豊かな心を育む取組を進めることにいたしました。
- 「矢吹町学校応援企業」とは、矢吹町の教育行政に対する御理解と町内の幼稚園、小中学校の教育活動に御支援・御協力をいただける町内の民間企業等のことを指します。
- 県内でも次世代を担う人材育成のため、地域の家庭教育の推進のために、啓発資料の提供や学習会の講師の紹介などの支援を行う等の企業へ働きかけを行っており、他市町村でも、積極的に様々な学校と企業の協働活動が行われています。
２ 目 的
- 「矢吹町学校応援企業」は、町内の幼稚園や小中学校と地域が相互連携する地域学校協働活動 や子どもたちのキャリア教育 の推進にとって、不可欠な存在となります。
- そこで、学校(園)への協力可能な企業等を調査・集約し、それらの企業等と学校(園)との協働活動を通して、地域における教育力の向上と次世代を担う人材育成に資していくことを目的とします。
３ 主 管
４ 対 象
- 民間企業等 … 事業所・店舗・施設等が矢吹町内に住所があること、令和4年度：昨年度回答をいただいた事業所、今年度協働活動実施報告済みの事業所、やぶき経営懇話会
- 令和5年度：事業所に調査票を依頼（10月20日付けにて通知予定です）
５ 概 要
（１）「地域学校協働活動」の具体例
(1) 職場見学・体験の実施
- 子どもたちに、従業員が働く姿を見せたり、仕事を体験させたりする。
- 例：小学２年生「町探検」、小学３年生「工場見学」、中学２年生「職場体験」
(2) 出前講座の実施
- 学校・園に出向き、子どもたちの学習に協力する。
- 子どもたちに仕事内容や働くことについて講師として授業や講演を行う。
- 例：食育や健康に関する講演、職業講話
(3) 学校との連携活動
- 学校・園の環境整備に参加する。
- 学校・園行事等に、従業員を指導者又は運営者等として派遣する。
- 学校・園行事等に、企業等の施設を活動場所として提供する。
- 子どもたちの放課後の居場所づくりや体験活動に協力する。
- 例：花植え、ゴミ拾い、除草等の環境整備、学校行事へボランティア派遣
（２）調査方法
- 矢吹町教育委員会から町内民間企業等へ、別紙（様式１）「矢吹町学校応援企業調査票」の調査依頼をし、企業等は、必要事項を記入し、《お問い合わせ先》にE-mail、FAXまたは郵送で回答する。
（３）調査期間
- 令和5年度調査について、令和５年１２月１５日（金）までに《お問い合わせ先》 まで提出する。
- ご協力できない場合も、企業情報を把握したいため、調査票のご回答願います。
- 新規でご登録を希望する方は、下記の様式をダウンロードのうえ、ご提出願います。
（４）更新
- 上記の調査票により、毎年更新し、矢吹町教育委員会が町内幼稚園・小中学校へ情報提供をする。
（５）取組の支援
(ア) 園・学校行事に関する資料を企業等に提供する。
(イ) 企業が幼稚園・小中学校と連携活動に関する取組を行う際に、担当職員が相談等に応じる。
(ウ) 幼稚園・小中学校が児童・生徒を対象として、キャリア教育に関する授業等を開催する際に、講師として企業を紹介する。
(エ) 企業等が学校と連携活動を行なった場合、矢吹町ホームページ等に掲載する。(※活動終了後、企業より別紙（様式２）「矢吹町学校応援企業活動報告書」の提出があった場合、随時、掲載する。)
（６）取組状況の報告
- 企業等は、別紙（様式２）「矢吹町学校応援企業活動報告書」を、連携活動終了後、矢吹町教育委員会にE-mailまたは郵送で提出する。
（７）その他
- 各種様式は矢吹町ホームページでダウンロード可能です。
- 幼稚園・学校からの要望によっては、矢吹町教育委員会から企業等へご相談のお声かけさせていただく場合もありますので、予めご了承願います。
- 子どもたちの充実した学校活動のために、可能な項目を選択の上、回答願います。
お問い合わせ先
矢吹町教育委員会生涯学習課生涯学習係
〒969-0296 福島県西白河郡矢吹町一本木101
TEL0248-21-9112 FAX0248-42-2587 E-mail：syougai@town.yabuki.fukushima.jp
