旧農林省発行の戦後開拓史によると、青森県十和田市(とわだし)、福島県矢吹町(やぶきまち)と宮崎県川南町(かわみなみちょう)は、戦後の大規模な国営開拓事業が成功した三大開拓地として掲載されています。 【※開拓 …… あれた野原を切り開いて田畑とすること。】
開拓の歴史を共有する自治体が、先人たちの開拓者精神を思い起こすとともに、開拓により発展してきた、誇れる「まち」を次世代へ継承すべく平成9年から交流が始まりました。
平成14年10月には、矢吹町で日本三大開拓地サミットが開催され、先人の業績を学び顕彰し、後世に広く継承する旨の共同宣言が採択され、このサミットを契機として様々な交流が広げられています。
◆矢吹町の開拓についてはコチラをご覧ください。 (外部サイト「開拓の町 矢吹」へ移動します)
青森県十和田市 福島県矢吹町 宮崎県川南町
小学生交流事業は平成17年度から開始し、小学5〜6年生を対象として3市町の開催地持ち回りにより開催をしています。(平成17年度から矢吹町、川南町、十和田市の順番で開催)
開拓の歴史の勉強や自然・スポーツ体験、文化施設の見学を通じて交流し、地域間交流を深めています。(令和2年度以降は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業を中止しています。)
◆日本三大開拓地交流事業の様子
3市町(十和田市、矢吹町、川南町)では、長い年月をかけて開拓が実現しています。
さまざまな困難を乗り越えた先人たちの歴史について学び、先人たちの「開拓者精神」を後世に引き継いでいきましょう。
(添付ファイルに「開拓の歴史」に関する資料を掲載していますので、ぜびご覧ください。)
◆資料元について
資料1…「小学校3・4年生用 社会科副読本 わたしたちの十和田市」
資料2…「川南町開拓の歴史」
資料3…「やぶきのけしきのれきし」
(資料1、2はそれぞれ十和田市教育委員会様、川南町教育委員会様の資料です。資料をご提供いただきましたことに御礼申し上げます。)