町立幼稚園の園児数は、ピーク時の半数近くに減少し、町立幼稚園は年々小規模化が進んでいます。幼稚園の小規模化は、子どもたちを取り巻く教育環境に様々な影響を及ぼすとともに、教育活動や学校運営への影響も懸念されています。
このようなことを踏まえ、教育委員会では、町立幼稚園のより良い教育環境の整備と教育の質のさらなる充実を図るため、「矢吹町立幼稚園の適正規模・適正配置の基本方針」を策定しました。
この基本方針は、矢吹町学校規模適正化検討委員会での審議や子育て世代を対象としたアンケート調査の結果などを参考に策定したもので、町立幼稚園規模や配置の適正化を進めるための基本的な事項について示したものとなります。
今後は、この基本方針に基づき、下記の課題について引き続き保護者や地域住民と意見交換を行った上で検討し、町立幼稚園の適正規模・適正配置の実現に向けた取り組みを進めてまいります。
<今後の課題>
(1)今後の幼児教育にふさわしい環境について
(2)適正な幼稚園規模について
(3)将来を見据えた適正な施設配置について
(4)子育て世代人口増加のための町の望ましい取組について