子育て・健康・福祉
町内小中学校への「AIドリル」の導入について
【「AIドリル」導入の目的】
矢吹町では、町の教育方針である『緑豊かな大地に主体的に生きる心豊かな人間の育成』 をもとに21世紀を生き抜くために必要な学力を、すべての児童生徒に身に付けてほしいという願いを込めて、教育活動を推し進めてきました。
また、国のGIGAスクール構想(小中学生1人1台タブレット端末環境)によって、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない個別最適化された学びの実現のため矢吹町では、令和4年1月から町内小中学校で「AIドリル」を導入いたしました。
導入する「AIドリル」はクラウド型のアダプティブラーニング(個々の学習者に適した内容や方法で学習すること)教材で、一人一人の学力に応じた演習問題に取り組めるという特徴があります。
具体的には、AIが生徒の理解度・進度に応じて適切な問題を出し、問題が解けなかった場合、どこでつまずいたのか、そのつまずきの原因をAIが分析して、つまずきの元となった単元まで戻って何度も学習をすることができます。また、無学年式(学年に関係なく生徒の学力に応じた学習をする方式のこと)の特徴により、児童・生徒それぞれの学習進度に応じた理解、定着につながり基礎学力の向上を図ることできる学習教材です。
【「AIドリル」導入の経緯】
町では、令和3年度当初より、福島県が取組みを進める「ふくしま『未来の教室』授業充実事業」の「AIドリル」導入実践事業に参加し、実践協力校として善郷小学校と矢吹中学校が「AIドリル」の先行導入を行い、児童生徒の学力の推移を見てまいりました。
その結果、児童生徒の学力向上に一定の効果が認められたため、令和4年1月より町内全ての小中学校に「AIドリル」を導入いたしました。また、「AIドリル」の利用期間は、福島県の事業検証期間である令和5年度末(令和6年3月)に合わせ、町内小中学校も同期間といたします。なお、令和6年度以降の「AIドリル」の継続利用については、令和5年度までの事業検証結果をもとに判断してまいります。
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