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町長談話 令和2年12月号

町長談話 No.1   「町民の皆様へ」

蛭田町長

 

 町長に就任し、約10ヶ月が経過いたしました。この間、新型コロナウイルスの影響により、真夏の夜の鼓動やフロンティア祭り等、様々なイベントや催しが中止・縮小を余儀なくされました。苦渋の決断でしたが、町内の感染者が限定的に止まっているのは、皆様のご理解・ご協力の賜と感謝しております。

 私が最も大切にしていることは、町民本位のまちづくりです。多くの町民の皆様の声を聞いて、地域の課題を拾い上げ、それを町政運営に反映させることが、まちづくりの基本であると考えています。先月、コロナ対策を十分に行いながら、「町政懇談会」を4回開催し、延べ100余名を超える多くの町民の皆様にご参加をいただきました。その際ごあいさつしました内容について延べさせていただきます。

 一つ目は、矢吹町が置かれている現状についてです。

 財政状況については以前より改善が図られています。しかし、所得と税収が伸びている近隣との比較ではまだまだこれからです。人口減少が進むなか、これからのまちづくりにおいて大切な視点は、地域経済の総量(パイ)を町全体として大きくし、町民の皆様の所得を上げる仕組み作りに注力することです。企業誘致、若者・子育て世代の争奪、自治体間競争が今後ますます激しくなる中、地域経済の総量(パイ)を大きくし、良い働く場作りと福祉充実の自主財源の確保のため、今後一層企業誘致等に積極的に取り組んでまいります。

 二つ目は、第6次矢吹町まちづくり総合計画後期基本計画(重点プロジェクト)についてです。今回、私が選挙公約で掲げた以下の5つの政策を、重点プロジェクトとして位置付けました。1.高齢者の交通手段確保のための「公共交通推進事業」、2.雇用の確保・財政基盤強化のための「企業誘致促進事業」3.デジタル社会に対応した「(仮称)新田園都市構想事業」、4.子育てしやすい町を目指すための「待機児童解消加速化事業」、5.保護者の負担軽減のための「学校給食運営事業」であります。これらの事業を町の重点課題として優先的に取り組むことにより、笑顔が溢れる豊かな町を目指してまいります。

 三つ目は、新型コロナウイルス感染症に係る各種対策についてです。

 新型コロナウイルス感染症の陽性患者は全国で再び増加傾向にあり、本町においても、感染拡大の防止をはじめ、医療体制の維持強化、商品券等による地域経済への支援、町民生活の維持など各種対策を進めているところであります。

 この冬は、インフルエンザと新型コロナウイルスの「同時流行」も心配されますので、感染リスクを高めやすい場面でのマスクの着用、3密回避、換気徹底等感染防止対策の徹底を継続し、感染対策が十分講じられていない場所への外出等は控えるなど、お一人、お一人の慎重な行動をお願いいたします。

 なお、新型コロナウイルス感染症は誰もが感染する可能性があり、いつ感染してもおかしくないと認識していただくとともに、思いやりや支えあいの気持ちを持ったご対応をお願いいたします。

 最後に、これからも町民の皆様の声を大切に、より良いまちづくりを目指し、町政運営に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

 来月より、広報やぶきに私の「ふるさと矢吹町」への思いと今後目指す町の姿等のメッセージを書こうと思いますので、乞うご期待を願います。 

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