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町長談話 令和5年1月号

町長談話 

蛭田町長

 

 

「年頭のごあいさつ」

 

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 町民の皆さまには、コロナ禍は未だ収束しない状況ながら、気をつけながら笑顔の新年をお過ごしのことと思います。

 現在は「第8波」。コロナ禍は既に4年目。先日、お馴染み尾身会長の会見では「(当然)感染拡大防止に注意しながらも、社会をまわして行くべき」との発言。

 いわば国の「withコロナ方針」のもと、工夫しながら社会を活発な姿に進化・発展させるのが今年の重要なテーマかと思います。


 わが矢吹町は既にこれに先んじて、皆様と共に「気をつけながら」社会をまわそう、活気づけようと多くのイベント(大変盛況だった「やぶきフロンテイア祭り2022」、「ふくしま植樹祭」、佐藤B作さん、山本耕史さん、福地桃子さんの大河ドラマ「鎌倉殿の13人トーク&パブリックビューイング」、「真夏の夜の鼓動」、「あゆり祭」、「中畑清旗争奪ソフトボール大会」等)を「賑やかに」行っております。

 12月1日からは、福島県沖地震(令和3年2月と令和4年3月の2回)の深刻な被災から漸く安心安全に復旧したあゆり温泉が再開。賑やかな再開イベント後も町内外の多くのお客様が温泉を楽しんでおられます(現在の入場者数は昨年3月の地震前に近づいています。再開できて本当に良かった)。
 同日に、これまでの行き活きタクシーと併行して新しく「町民の足」とすべく実証実験の「巡回型コミュニテイバス」がスタート。「ご高齢の方の交通手段」としての期待の他、学校関係等様々な場面での活躍を期して改善していきます。


 新しい試みとしては、農業部門で輸入飼料(エサ)・油、肥料(2倍に高騰)等の高騰により廃業の危機に瀕する農家救済の一助とするため、ガバメントクラウドファンデイングで浄財を募る(ふるさと納税制度を活用したものでは農業部門において自治体で全国初の取り組みです)ことを試みておりますが、新年も様々なコトにどんどんチャレンジしていきます。
 また、コロナ禍の中で、生活様式の見直しや働き方の変化(今年7月1日よりNTTグループの社員6万人の在宅勤務を基本とする等)が求められたことに伴い、地方へのテレワーク移住等、首都圏や関西圏の企業本社や事務所と社員居住の地方分散が本格化する動きが加速化すると見込まれています(政府の「デジタル田園都市国家構想」では東京圏からの地方への移住は年間1万人、起業千件を予想)。

 新年は「跳ねる」卯年にふさわしく、矢吹町も「withコロナ」社会の変化を、地方が発展する好機(テレワーク移住等と起業etc)、若い子育て世代等にも積極的に選ばれる大きなチャンスと捉え、その準備のための布石を打ち、新たな一歩を踏み出すときです。


 来年度は、国の大規模事業として、本町の将来に大きな影響がある「一般国道4号矢吹鏡石道路」、「阿武隈川緊急治水プロジェクト」の事業がさらに進められます。安全、安心の対策はもとより、町民の皆様にとってメリットを感じられる計画となるよう、国及び県に対し、周辺自治体と連携しながら強く要望してまいります。
 また、地方の社会課題解決や魅力向上の取組みを加速化する観点から、デジタル技術を活用しながら重点的に取組む施策として特に「農業政策」、「移住促進」、「企業誘致」、「子育て支援」、「高齢者等支援」、「防災・減災」に取り組み、その相乗効果として地域経済の発展・向上に努めてまいります。


 「住んでよかった、これからも住み続けたい」と、全世代の方が幸せを感じられるまちづくりを築くため邁進してまいりますので、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

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