大池公園では、今年も睡蓮の花がゆっくりと咲き始めました。

園内の池には、小ぶりな白や、やわらかなピンクや赤といった色とりどりの睡蓮が点在しており、落ち着いた水面に美しい彩りを添えています。

現在はところどころに蕾も見られ、満開には至っておりませんが、早咲きの花々が静かに開花し始め、訪れる方々の目を楽しませています。散策をしながら、咲き始めの睡蓮を一つひとつ探してみるのも、この時期ならではの楽しみです。

睡蓮は、フランスの画家モネが愛した花としても有名で、自宅の池に咲く睡蓮をモチーフに多くの作品を残しました。また、エジプトでは「ナイルの花嫁」と呼ばれ、国花としても親しまれています。

開花時期は、5月〜10月頃までと長く、7月〜8月にかけて見ごろを迎える見込みです。

さらに、6月下旬〜7月下旬には、日本庭園側で大賀ハスの開花も見込まれていますので、この機会にぜひ、睡蓮と大賀ハスの共演をお楽しみください。