令和5年6月7日_記者会見資料 [PDF形式]
※矢吹町の取組について、令和5年6月8日朝刊(福島民報、福島民友)でご紹介いただきました!!
国のデジタル?園都市国家構想に基づき、都市や地域のデータを収集し、統合・分析・可視化する都市OSを導?します。これにより、データに基づいた意思決定、住?サービスの創造や効率的な都市運営を図り、?にやさしいまちづくりに向けたスマートシティの推進に取り組みます。
?どもたちの可能性を広げる住?サービスを提供し、地域課題の解決と地域幸福度(Well-being)の向上を?指します。産業界、?政、?学が協?するコンソーシアム体制のもと、都市OSと連携した3つのデジタルサービスを提供し、共助型社会の実現に向けてデジタル技術を活?した取り組みを進めます。
具体的には、「地域コミュニケーションプラットフォームサービス」「地域デジタルコモンズサービス」「多世代交流拠点サービス」「地域データ連携基盤」の4つのサービス導入を行います。
「地域データ連携基盤」は、矢吹町をはじめとする各自治体や民間保有のデータが格納されるものです。デジタル時代において、「データ」は重要な資産のひとつであり、データを工夫して利活用していくことにより、地域課題の解決とともに、住民の皆さんの幸福度を将来にわたって向上させることができます。都市同士を繋ぐ基本ソフト、つまりパソコンでいうOS(オペレーティングシステム)としての役割を持つことから、「地域データ連携基盤」は「都市OS」とも呼ばれます。
「地域コミュニケーションプラットフォームサービス」は、行政がこれまでインターネット上に作成してきた各種のページを可能な限りまとめることで、子ども子育て関連の情報について、住民の皆さんにわかりやすく提供することを目的とするサービスです。共通の通信ルールにより、他のサービスとのデータ連携も可能です。これは、連携自治体である東京都狛江市が構築するサービスですが、データ連携の仕組みにより、矢吹町も同等のサービスが受けられます。
「地域デジタルコモンズサービス」は、子どもの学びや社会活動、地域活動の活動履歴を、暗号技術によって一本の鎖のようにつなぎ、正確に維持することで、将来に向けてのキャリア形成に結び付けられるようにします。活動履歴の「見える化」を推進することにより、行政はデータを活用して自らの政策を振り返り、以後の政策最適化に向けた取り組みを、データに基づいて客観的に行うことができます。また子どもたちにとっては、学びや社会活動、地域活動の活動履歴を客観的に振り返る「ポートフォリオ(ネットワーク上のアルバム)」が作成でき、学習や活動の思い出を客観的成果として残すことができます。
「多世代交流拠点サービス」は、地域データ連携基盤と連携し、地域デジタルコモンズサービスを活用した最新のデジタルイベントを実施するにあたり、地域ごとの公民館にネットワーク設備を整えるものです。これは、連携自治体である東京都狛江市が構築するサービスですが、デジタルイベント(オープンカリキュラム、VR、プロジェクションマッピング、NFTアート等)については矢吹町複合施設KOKOTTOとネットワークを繋いで実施します。
以上のようなサービスを構築・提供することで、妊娠期、出産期、未就学期、就学期の子育てライフステージに合わせ、子どもからの健康・学習・社会参加を促す活動履歴(ライフログモデル)形成を行い、主体的なまちづくりへの参加(向社会的行動)を促し、地域活性と次世代の産業人材育成(Smart Citizen)を目指します。
<推進体制>
データ連携基盤を活?した「ライフログモデルによる共助型社会」の創出プロジェクトコンソーシアム
(構成メンバー)
産:三菱商事株式会社、?般社団法?Smart Citizen Hub
官:福島県?吹町、東京都狛江市
学:学校法人成城学園(成城大学)
東京都狛江市と共同で都市OSの導?やサービスの共有を?い、効果的な取り組みを実現しながらコストを軽減します。都道府県を跨いだ連携事例はまだ少ないことから、今後はこの取組みが全国的な取り組みの?助となるように努?します。
デジタル庁ホームページ「(令和4年度第2次補正予算)デジタル?園都市国家構想交付?(デジタル実装タイプTYPE2/3/マイナンバーカード横展開事例創出型 )活?事例について」
ページ内リンク「デジタル?園都市国家構想交付?デジタル実装タイプ(TYPE2/3)の活?事例(PDF/20,400KB)」66~70Pを参照ください。