平成28年8月

「この夏の話のネタ」

 季節は巡り、すでに7月。夏至はとうに過ぎ、小暑も過ぎて、今まさに梅雨明けんとする大暑の候。矢吹の地も確実に、いつもの年同様に、夏模様がここかしこで見られる。野道を行けば草花が生い繁り、秋の虫たちの音色の競演の舞台も整いつつある。気が付けば、蝉の声も段々と大きく聞こえだした。大池の大賀ハスも2年ぶりに花開いた。鮮やかなピンクの花弁を目にした時は、感無量。矢吹の夏、「万歳!」である。さて、今月の私のひと言は、世の中のWHAT(なに)WHY(なぜ)に焦点を当て、この時期の何、何故を解きほぐしてみた。特に数にまつわる話しに注目し、PHP文庫「話のネタ」を参考に書きすすめてみたい。
 さて、暑い夏、暑苦しい夜は、涼しさを求めてビールを一杯。ビールの栓を抜く。さて、その王冠のギザギザの数が全て「21」となっていることはご存知でしょうか。その数は、海外でも日本でも同数。日本では、JIS規格で規定されている。
 次は、この季節を代表する食べ物の一つのトウモロコシ。一度に2、3本を食べるほど私の好物だ。子どもの頃は、実を数えながら食べるのが習慣だった。親指のつけ根の腹まで使って実が何個連なったかを競いながら食べたものだが、その実の数が、何と、必ず偶数になることまでは知らなかった。是非、ご確認を。
 今、夕方の楽しみの一つに、大相撲中継がある。優勝の行方はいかに。大方の予想は白鵬か。白鵬の強さは、誰もが認めるところだ。白鵬の勝率は、先場所までで699勝84敗12休、何と勝率は8割9分3厘。この記録は、昭和の大横綱大鵬の8割3分8厘を遥かに凌駕する。しかし、大相撲の長い歴史を紐とけば、上には上がいる。その力士名は、「雷電」。江戸時代に活躍した大関(当時は最高位)で、勝率9割6分2厘。21年間の現役生活の中で、黒星を喫したのは、たったの10回のみと記録されている。生涯で、優勝が26場所。うち、全勝優勝24場所とある。比類なき強さだ。因みに、無類の大酒飲みで、ある飲み比べで、一度に36褄を飲んだとか。
 スポーツと言えば、イチロー選手はまさに時の人。すでに、ピートローズの持つ、メジャーリーグ通算最多安打数4256本を更新し、ギネス世界記録に認定され、現在、メジャーリーグ単独通算安打数「3000本」まで、残り「6」となっている。一日も早く、その偉業を達成する瞬間を見たい。張本さんの言葉をお借りすれば、「大あっぱれ!」である。話しは変わるが、イチロー選手の本名は「鈴木一朗」。「長男」ではなく、「次男」である。一般的には、日本の常識として「一朗」や「一郎」は、長男に付ける名前とされているが、イチロー選手は次男だ。そのワケは、祖父の名前の「銀一」に由来。「一」は縁起がよいということで、長男が一に安泰で「一泰」、次男のイチロー選手は、一に明るく朗らかであるようにと「一朗」と父親が命名。ウーン、納得。
  もうすぐ、リオデジャネイロオリンピックが開幕する。オリンピックと言えば、大会の最終日を飾るマラソン競技。日本選手の得意種目。活躍が大いに期待される。そのマラソン競技は、42・195袰の距離で競うが、では、何故42・195袰なのか。話しは、遡ること約2500年前。時は、紀元前490年のマラトンの戦い。勝利の報告をするために、ギリシャの兵士が首都アテネまで走った距離だと言われている。その距離は、現在どのように測定されているのかが興味深い。方法は二つ。
 一つは、長さ50mのワイヤー巻尺で、繰り返し測量していく方法と、もう一つは、メータを装備した3台の自転車が走って測量し、その平均値を採用する方法だという。現在、国際大会では、後者の自転車方式を採用している。科学が発達した現代で、こうした方法が今でも採用されていることに、少なからず驚きを隠せない。当然、大会ごとに距離に多少の誤差が生じるため、マラソンには、世界新記録という概念はなく、世界最高記録と称されている。納得。
 次は生きものについて。最近、ナメクジやカタツムリを目にしないと思ったら、やはり、梅雨どき。目を凝らせば、やっぱりいた。カタツムリは多少可愛げがあるが、ナメクジは今でも苦手。同じ仲間だけに、「殻」があるかないかで判断されるナメクジは、可哀そうと言えば可哀そう。その両者、普段何を食べているかと言えば、ミミズに葉っぱ等々。以外なものとして、カタツムリは、あの固いコンクリートまで食べる歯があると知って驚いた。「歯舌」という歯があるという。その数は、何んと1万2千本。この歯を使って、まるで、オロシガネのように、食べものをすり潰して食べるという。
 また、夏といえばホタル。最近は、一部の地区を除いてホタルの姿も余り目にしなくなった。遠い昔、子どもの頃、町内どの地区でも、ホタルの飛翔を楽しんだものだ。陽が落ち、闇の中の光の乱舞。まさに幽玄の世界。ホタルが放つ明かりの明滅は美しい。ところで、ホタルの名を冠する有名な言葉に「蛍の光」、「蛍雪の功」がある。しかし、実際にいくら雪が積もろうが、ホタルが数匹光ろうが、それらの明るさはわずか。本は読めないという。ある研究者が、何匹のホタルを集めれば、本を読めるか確かめたところ、両脇の籠に、それぞれ1、000匹ずつ入れてようやく何とか本を読めたという報告がされている。面白い。
 最後にオマケのネタを一つ。先日、孫二人との会話の中で、ドラえもんの秘密の道具の話になった。ご存知のように、ドラえもんには、秘密のポケットがある。もし、そのポケットがあったらということで、孫二人の話は尽きない。食べ物、オモチャ、ゲームに、まだ見ぬ夢の世界への冒険等々。欲しいもの、行きたい先が次々と口に出る。では一体、ドラえもんの秘密の道具は、子どもの夢を実現するアイテムがいくつあるのかだが、ある大学教授の調査では、1、963個に上るという。子どもの夢が尽きないわけだ。それにしても、それらを考えついた漫画家、藤子・F・不二雄先生は、「すごい!」の一言である。
 結びになるが、今日も暑い。もうすぐ梅雨が明ける。本格的な夏もすぐそこ。暑い夏を乗り切るため、色々と趣向を凝らしている皆さんも多い筈。家族・仲間・友人・知人が大勢集う場所で話が尽きない、そんな時間を是非過ごして頂きたいと願いながら、今月のひと言とする。

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