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(特別版)町長談話 令和4年3月号

町長談話 

蛭田町長

 

  

福島県「街の住みここちランキング2021」6位に選ばれました!

 先日、矢吹町にとって大変嬉しい記事を見つけた。
 若者達が賃貸の部屋探しで見るメジャーなサイト「いい部屋ネット」の福島県「街(市町村)の住みここちランキング2021」で、矢吹町が前年の対象外から第6位に急上昇したのだ(県下56市町村の中)。
 何より、若い層を中心に広く読まれるメジャーな媒体で、矢吹町が56市町村中第6位に評価が急上昇したことが重要だ。この記事を見る無数の読者への矢吹町のイメージアップ効果は計り知れない。
この記事を見た部屋探しをする若者や子育て世代のご夫婦が「どこに住むか」の選択肢に矢吹町の高い評価は強く印象づけられることと思う。
  

                           ※各項目の数字は順位
順位 昨年順位 自治体名 生活利便性 交通利便性

行政

サービス

親しみ

やすさ

イメージ

静かさ

治安

物価

家賃

自然

観光

1 3 郡山市 1 2 2 1 3 16 11 19
2 5 福島市 2 4 3 6 6 13 9 15
3 1 本宮市 6 3 7 3 8 9 4 16
4 4 須賀川市 3 6 6 2 5 10 6 14
5 2 三春町 17 10 15 13 1 6 7 7
6 矢吹町 7 5 12 15 11 18 14 20
7 6 伊達市 10 13 11 10 12 15 8 17
8 10 西郷村 5 1 1 5 2 3 1 9
9 8 いわき市 4 11 14 11 10 17 13 6
10 桑折町 16 8 8 14 4 12 3 11

   引用:大東建託「街の住みここちランキング2021<福島県版>」※調査回答のあった56市町村対象

 

 〜矢吹町は変わった。そして今からもっと良く変わる。〜


 別の話を一つ。先日、親戚の法事で隣接市に嫁いだ幼馴染と久しぶりに会った。
「矢吹町から嫁いできたことは嫁ぎ先近所でも言わない。矢吹は県下最悪クラスの借金体質。昔の学校や環境が荒れていたイメージが残る。」「大変だろうけど、私達が胸を張って「矢吹出身だ」と言えるように頑張って。」
 驚いた。ひと昔前ならそういう話も聞いたが、今もその残像に悩まされているとは。
 私は、現在の矢吹町、借金返済と財政健全化、町の行政サービス、生活・子育て・教育環境の改善について説明したが、彼女は半信半疑。イメージの抜本的改善が必要と言う。
 先の記事を見たのは、残念ながらこの後だ。彼女にこの記事を見せてあげたい。
そして、生まれ育った町に自信と誇りを取り戻してもらいたい。
 


 昨年の議会で、私の公約を振り返り、矢吹町に「どんな新しい風を送ったか」を町民の皆様にお知らせすべきとの一般質問があった。「町民のために」の新しい施策が先の「住みここちランキング」にも何かしら貢献できたなら嬉しい。

 令和2年度から3年度までに行った私の矢吹町の「新しい風」=改善策を以下述べてみたい。

❶子育て世代が特に注目する保育園の待機児童0達成(町長就任時は県下ワースト)
❷給食費半額(今年度から小中学校の給食費を半額にした。❸の借金を繰上げ返済し、安定財源を確保)
❸財政健全化への各種取り組み(「広報やぶき」でも何度かご紹介)、例えば、総合運動公園予定地の白河地方土地開発公社からの借金7年分を一括繰り上げ返済(2億7百万円)⇒公社からの借金が残るのは東白川郡、西白河郡で矢吹町だけ。昨年漸く7年分繰上げ返済し、周辺首長からは従来との本町の姿勢転換に驚かれた。
❹高齢者等の交通手段の確保⇒行き活きタクシーの運行開始と利用者の声に基づきスピーディに次々と改善(対象年齢と回数の拡大、負担軽減等、今後は自動運転バス運行の検討)
❺課題ある公共事業等の点検⇒(1)「道の駅」事業の課題検討。成功の見通し立たぬ「道の駅」のハコモノ建設(概算事業費16億1千6百万円)凍結 。(2)一般社団法人「まちづくり矢吹」の課題検討と解散・0から出直し
❻奨学金返還支援事業(条件付)⇒返済負担軽減と矢吹町回帰・定着支援(今年度当初予算の2倍申請あり、令和4年度は当初予算倍増予定)
❼企業誘致関連⇒既存企業の工場・拠点拡張含め8件、各層の働く場所の確保
❽ 防災、災害対応強化⇒遊水地対策室設置、福島県沖地震に際しては、当初、全壊0避難者0と見なされて災害救助法適用市町村から外れ、被災者支援に大変不利な状況だったが、県等関係機関に強く働きかけて法適用に準ずる支援が県独自策で実現。(経緯は「広報やぶき」2021年4月号参照)
❾コロナ対策の整備、暮らし応援商品券や飲食店等支援の各種給付金等経済対策、
スピーディで、安全・安心・親切なワクチン接種等
❿身近な通学路等の歩道整備、生活道路の整備 その他

 

 この2年間コロナ禍の苦しい中、町民の皆様のご協力を頂き、感謝、感謝です。
 既述のように、財政健全化を進めながら、子育てと教育支援、防災と減災等、コロナ対策(ワクチン等感染防止対策、経済対策)、課題ある既往の事業点検(道の駅、まちづくり矢吹等)等を進めて参りました。
 令和4年度は、コロナを乗り越え(共生し)て、町民の皆様に安心し、喜んで頂ける「デジタル田園タウン構想」、「行政・地域DX」、子育て・教育、高齢者福祉、働く場づくり等、「町民の皆様のための」新しい各種事業を全力で進めて参ります。

 既述の「住みここちランキング」上位に常連で顔を出せる未来をつくるべく、町民の皆様と共に職員共々頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 
  令和4年2月25日              矢吹町長 蛭田 泰昭

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