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町長談話 令和6年1月号

町長談話 

蛭田町長

 

 

 年頭のごあいさつ

 

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 町民の皆様におかれましては、長く苦しかったコロナ禍を明け、ようやく大きなステージ変更となり、家族、友人、知人の皆さんと笑顔の新年をお迎えのことと思います。

〇今年の干支は甲辰

 皆さん、新年の甲辰は上向き、勢いのある良い年です。雌伏(しふく)から至福(しふく)へとでも言いましょうか。時利あらずと見て我慢していたもの、将来に向け準備していた「とっておきの策」を解き放つ時、花開く時、コロナに閉じ込められた冬の時代から、太陽が燦々と降り注ぎ、万物が成長するイメージ。世界も日本も政治・経済等、年末年始は激動の様相ですが、中国4千年の知恵と経験が凝縮するこの新年の干支はなかなか良いです。

○いよいよアフターコロナです

 文化センターでのワクチン集団接種も昨年12月13日で終了しました(医療機関の個別接種は今年3月31日まで)。令和3年5月13日から始まり、2年7ヶ月、町民の皆様には生活様式の見直し等辛抱して頂き、また、円滑で安全なワクチン接種にご協力を頂きました。ありがとうございます。おかげをもちましてコロナも一応落ち着き、いよいよコロナ後のステージに入って来ています。

 長きに亘るコロナ禍は、生活様式の見直し、働き方の変化、人と人との繋がりの分断、地域社会、経済、文化…と大きな変化をもたらしました。

 この大変動期にも、時代の流れと技術の変化・加速に鑑みて、変わって良いもの、止む無しのもの、変わってはいけないものがあります。

○変わらぬよう支えるもの

変わってはならぬものの筆頭、それは家族、地域社会等の人と人との繋がり、絆、困った時の助け合い・支え合いの輪です。

 大切な「健康長寿」を続けるため、皆様の活動に不可欠の「足」となる移動手段を支えます。仮に免許返納しても、大丈夫なように町も関係者も頑張ります。

 移動手段としては、「生き活きタクシー」と並行する発展途上の「コミュニティバス」ですが、バスは今年から段階的に「デマンドバス」(皆様の居場所近くまでお迎えに行き、帰りは自宅庭先まで送り届ける)や、近い将来の自動運転バス(運転手不足等に対応)に発展させる予定です。

○変えるもの⇓ピンチ(変化)を逆手にとり、矢吹町は発展する

 一昨年7月、超大企業NTTグループ30万人の中のNTTドコモ、NTTコミュニケーションズの社員6万人が仕事をテレワーク中心に移行し、自宅で仕事が基本という「革命的な」勤務形態を開始しました。デジタル社会の進展をコロナ禍が強く後押ししたカタチです。東京から地方へのテレワーク移住、不動産が極端に高い経費高の都心・首都圏からの企業オフィスの移転も確実に始まっています。

 情報格差、仕事格差が昭和30年代以降の東京、大阪等都市部への地方からの出稼ぎと集団就職の大きな人口移動をもたらし、戦後一貫して、地方が育てた人材は首都圏、関西圏に仕事を求めて流れました。その流れは、ここに来て大きく変わっています。

 今、地方が本当に輝き、存在感を発揮できる条件が揃い始めたと私は思います。都市部に負けない利便性と情報、仕事等を自然豊かな地方に住みながら、デジタルを大いに活かすことで実現できるのです。

 一昨年から矢吹町がトップクラスに躍り出た「いい部屋ネット」の「住み心地、住みたい街ランキング」、「幸福度ランキング」は矢吹町の子ども達に、誇りと自信と郷土愛をもたらしてくれるものと期待しながら、矢吹中学校等でお話をし続けています。

 今年は、遊水地整備事業と国道4号の4車線化(加えて、羽鳥ダムの渇水対策を国、県等と具体策を詰めています。)など、矢吹町の将来の姿に大きな影響を与える国の事業がいよいよ本格的に動き出します。

 皆様、矢吹町のより良い未来に向けて、甲辰の今年、一緒に前に進みましょう。

 

 

 

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