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町政情報

平成28年2月

「四期目にあたり」

私事ではありますが、昨年末の町長選挙において無投票により当選でき、お陰様にて四期目の新たな船出が出来ますこと大変嬉しく思います。
 四期目を迎えるにあたり、最重要課題は、何と言いましても、町民全員参加による東日本大震災からの「復興」、そして新しい矢吹町の創生、すなわち「矢吹創生」であります。
 東日本大震災から間もなく5年が経過いたします。この間、私は、「ふるさと矢吹町を必ず復旧・復興させる」との強い使命感を持ち、これまで各種事業に取り組んでまいりました。まだまだ課題も多くありますが、着実に復興へ向け、形として表れはじめていると確信しております。
新しい矢吹町を創造するためには、これからが正念場であります。矢吹町は開拓の町であり、先人達は幾多の困難を乗り超え、豊かな農地を拓き、町を創ってまいりました。
東日本大震災で未曾有の被害を受けた矢吹町が、開拓精神をもって復興を成し遂げ、未来を拓く矢吹町を創る。このことが私の四期目のまちづくりのビジョンであり、復興から矢吹創生へ向け、全力で取り組んでまいりますので、町民各位のご支援とご協力を切にお願い申し上げます。

四期目を迎えるにあたり、復興から矢吹創生へ向けて、特に私が申し上げたい事項を6つ述べさせていただきます。

「人」をつくる

先人から学ぶひとづくり・人材育成

いきいきと輝く健康増進のまち

矢吹町には明治時代、水不足で苦しんだ矢吹ヶ原に水を引くために、私財を使い、後の羽鳥ダムの原形となる「西水東流」の建白書を政府に提出した星吉右衛門という人物がおりました。まちづくりには優れた人材が必要であり、そのためにも人材育成に力を入れてまいります。
また、豊かさを追求するためには健康が第一であります。町民の皆さんの幸せを実現するため、町を挙げて健康増進を進めてまいります。

輝く「こどもたち」

子育て支援策の拡充

魅力ある教育・確かな学力

出産や育児にかかる家庭の負担を軽減し、若い世代が出産や子育てに希望を持てる地域をつくるため、子育て応援事業や医療費助成など、子育て支援策の拡充を図り、若者の定住促進を推進してまいります。
また、次世代を担う子ども達に特色ある教育を行い、魅力ある教育の実践とともに、学力向上の対策を行ってまいります。

「支えあい」の大地

みんなが支えあうまちづくり

高齢者が活躍する地域の実現

高齢者が地域で元気に暮らしていくためには、人と人が助け合い、支え合うことが大切であります。そのためにも、あいさつ運動を励行し、行政区活動を支援し、地域の伝統や文化に目を向け、地域の誇りを取り戻してまいります。
また、健康寿命を向上させることで、高齢者が元気に暮らせる地域社会の実現を目指してまいります。

「仕事」をつくる

トップセールスの企業誘致
強い農業・地場産業の育成
矢吹インターチェンジの貨物流動数は、東北1位、全国でも25位と矢吹町は優れた立地環境にあります。この地の利を生かし、トップセールスによる企業誘致を積極的に行い、雇用の創出を図ってまいります。
また、矢吹町の基幹産業は農業であるため、農商工連携や農業法人化を支援し、さらには園芸産業の振興・観光資源の創出ができる矢吹花の森構想の実現等、強い農業づくりを目指してまいります。

美しい「暮らし」

便利で快適・暮らしやすいまち

自然がいっぱい・安心安全のまち

矢吹町は豊かな自然に囲まれ、交通の利便性もよく、どこに行くにも便利であります。この強みを生かし、道路整備等を行うことにより、どの地域よりも便利で快適な、暮らしやすいまちを目指してまいります。
また、安心・安全な居住環境を整備し、防災体制を強化することで住民の暮らしを守る体制を構築し、災害に強いまちづくりを行ってまいります。

「復興」をかたちに

道の駅の整備

中心市街地の再生・賑わいづくり

日本三大開拓地のまちとして地域ブランド力の向上を進め、道の駅を中心とした農商工連携による6次産業化を推進し、町内産業の活性化を図ってまいります。
また、中心市街地の再生を進め、奥州街道や駅周辺の整備を行い、タウンプロモーションを積極的に行うなど、人々が集い、賑わいのあるまちづくりを行ってまいります。

結びに

以上が四期目にあたっての私の抱負でありますが、これら6つの大きな政策が有機的に結びつくことで、「復興から創生へ」と新たなまちづくりに繋がるものであり、「矢吹に生まれ、矢吹に育ち、矢吹で暮らし続けたい。」そんな子ども達の夢を、希望の持てる地域を創ってまいりたいと考えております。
また、矢吹町には、名誉町民の中畑清さん、女子400m日本記録保持者の千葉麻美さんをはじめ、多くの町民の皆さんが、光り輝き活躍されております。こうした皆さんの活躍は、町民の皆さんに夢・希望・元気をもたらすニュースであり、「心の復興」を大きく加速させるものであります。今後も、町民の皆さんに対し、こうした明るく、元気に、そして嬉しいニュースを届けることができるよう、私は大いに期待をしております。
最後になりますが、復興から創生へ向けては、まだまだ課題も多くありますが、私自身、原点回帰、初心に立ち返り、「tryagain=再挑戦」で、協働の理念のもと「全員参加で矢吹創生」を合言葉に、全身全霊、強い信念でまちづくりに取り組むことをお誓いし、四期目にあたっての挨拶といたします。 

矢吹町長 野崎 吉郎

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