平成26年4月

「復興4年目を迎えるに当って」

あの東日本大震災から、3月11日で3年を迎えました。

改めまして、被災された皆様、そして今なお避難生活を強いられている皆様方に、心よりお見舞い申し上げますとともに、全国各地からいただきました物心両面に亘る多くのご支援に感謝申し上げます。

3年という月日は、長くもあり、短くもあった“苦闘の道のり“でありましたが、反面、多くの人々の“温かさ”や“絆”を強く感じることもできました。

現在町は、復旧に一定の目処が付けられ、復興に向けて歩むことが出来ますのも、町民の皆様の深いご理解とご協力によるものと厚く御礼申しあげます。

3年を振り返り思うことは、“為せば成る”ということであります。私は今後も、この言葉を信じ、胸に抱きながら、町民の皆様と手を取り、力を合わせ復興へ向けた取り組みをさらに加速させ、町民の皆様が“復興を実感”できるよう全力で取り組んでまいります。

さて、大震災から4年目を迎えるに当り、先般実施しましたまちづくり懇談会において、町民の皆様に説明した平成26年度町の「復興計画に位置付けた重点課題」の解決に向けた取り組みについて触れさせていただきます。

まずは除染であります。現在、町では、町民の皆様の放射能に対する不安払拭のため、町内全域の除染業務を全力で取り組ませていただいているところであります。

既に、柿之内・田内地区の住宅除染が完了し、現在は、4区・五本松・井戸尻・堰の上地区の住宅除染を進めているところであります。平成26年度は、さらにJR西側地区の2区・1区・3区・滝八幡地区の除染業務に着手し、併せてJR東側の矢吹地区の残された地域と、三神・中畑地区全域の詳細な放射線量モニタリングを実施することとしております。今後も、計画的に面的除染やホットスポット除染により、当初の計画どおり、平成27年度除染完了に向け、最善の努力をしてまいります。

また、中心市街地の復興については、町なかの“賑わいづくり”と“歩いて暮らせる町づくり”をコンセプトに、復興計画案づくりを急いでおります。計画では、まず、今なお避難を強いられている方々のための「災害公営住宅」を町なかに建設、また、地域コミュニティと防災拠点ともなる「小池会館、第1区自治会館」の整備、子どもたちの健康と体力向上を目的とする「屋内外運動場」の整備、交通安全性向上を図る「町道(歩道)」の整備、子どもから高齢者が集い憩える「複合施設」や「復興公園」の整備、歴史的文化遺産である「大正ロマンの館」の利活用等々の町なか再生に向け、様々な具体的事業を実施してまいります。

さらに、防災面においても、大震災を教訓とした防災体制の再構築を図ってまいります。ソフト対策としては、各自治会を中心に、町民力を活かした「自助・共助・近助」の考えのもと、自主防災組織等のネットワークづくりを急いでまいります。ハード対策としては、すでに昨年12月に、文化センター駐車場に100tの「耐震性飲料水兼用貯水槽」を1基設置しました。2月中旬からは、同様の貯水槽を矢吹小学校校庭に1基増設する工事に着手しました。平成26年度には、三神・中畑地区への設置についても計画的に着手してまいります。また、震災時の備えとして、応急復旧資機材や食料・日用品等の備蓄を可能とする「備蓄倉庫」の建設事業や、防災行政無線の難聴対策として、メール配信システムの導入、「防災行政無線屋内個別受信機」の整備について、具体的に早急に進めてまいります。

その他にも「原子力損害賠償紛争審査会」において決定された中間指針による理不尽な対応撤回の要望活動を継続すること等々の、様々な課題に対する町の取り組む内容について説明させていただきました。他にも説明したいことは尽きませんが、誌面が足らずこの辺で終わらせていただきますが、このように町は多くの課題を抱えております。これら課題解決に向け、私はじめ、役職員は決して努力を惜しむものではありません。今後も役職員一体となって粉骨砕身、最大限の努力をしてまいりますので、町民の皆様の一層のご支援とご協力を切にお願い申し上げ、今月の私のひと言といたします。

矢吹町長 野崎 吉郎

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