産業・雇用・観光
矢吹町の農業概要
矢吹町の自然
町土は東部に阿武隈川、西部に隈戸川、南部に泉川が流れており、東西10.5km、南北約8.5km、面積60.37m2の町域を持っています。標高は、280mから300mが中心となっており、西部の丘陵地以外は全般に平坦な地形となっています。また、緑豊かな美しい「さわやかな田園」は、昭和31年に完成した羽鳥ダムからのかんがい用水によって潤わされています。
気候は、年間平均気温は12.2℃、降水量は梅雨時に多く、年間降水量は771.5mmで、比較的温暖で過ごしやすい気候です。
矢吹町の農業特性
矢吹町は、歴史的な経緯(合併前の旧町村)や地形によって3地区に分けられます。この3地区は同じ矢吹町内であっても、それぞれ土地利用状況や農業特性が異なり、下記のとおりまとめることができます。
矢吹地区
本地区は本町の交通の要となっており、町役場をはじめ様々な公共公益施設が集中し、本町の社会、経済、文化活動の中心地となっています。
このような条件ではありながらも、本地区農家戸数は488戸(地区全体の13%)で、このうち専業農家が54戸(農家全体の11%)である。(平成7年時)専業農家数は5年前から2戸の減少にとどまり意欲的な専業農家が残っている。
中畑地区
本地区は、南部に山林を有するもののほぼ平坦な地形である。地区の中心を流れる泉川の河川改修に合わせ、ほ場整備事業が昭和51年に完了して、農業生産基盤整備の進んだ先駆的地区となっている。
本地区の農家戸数は412戸(地区全体の50%)うち専業農家は104戸(農家全体の25%)で農業に意欲的は農家が多く、特に野菜は県内有数の産地となっている。
三神地区
本地区は、東部に阿武隈川が縦断し、沿岸に耕地と集落の開ける平坦地と一部傾斜地からなっている。
本地区内の耕地は狭く分散し、農道の少なかったため、県営ほ場整備事業による土地基盤整備を実施し、さらに新農業構造改善事業によるライスセンター等の農業施設の整備などを実施して、労働生産性の向上や耕地の高度利用を図ってきた。
本地区の農家戸数は415戸(地区全体の64%)で、うち専業農家は22戸(農家全体の5%)と兼業農家が大半を占めている。
いずれの地区も営農類型は、米を中心に蔬菜や畜産を営む土地利用型農業である。
問い合わせ先
アンケート
矢吹町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。