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五本松の松並木

五本松の松並木

奥州道中の松並木の名残りである。白河藩主松平定信が領内街道に2300本の松を植えさせたのが始まりと言われている。現在の松並木は明治18年(1885)に道路改修の際補植したもので、近時松くい虫で枯死し、補植が続けられている。県内でも残っている所は数少なく貴重な存在である。

【文化財案内看板より】
寛永12年(1635)三代将軍徳川家光時代に、参勤交代が制度化し、全国街道筋に松並木を植えさせた。大名あるいは、旅人の往来はさかんになり、松並木は夏は陽をさけ、冬は風をよけて旅人の便をはかり、旅情をなぐさめた。矢吹町の松並木は、松平定信の時、領内の街道に松苗2,300本を植えたのが始まりであるといわれている。現在五本松にある松並木は明治18年(1885)ころ補植したものである。

指定年月日:矢吹町指定 昭和52年9月7日
自然環境保全地区 昭和49年3月22日

所在地:五本松

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