平成21年8月

「親業」のすすめ

全英オープンゴルフの石川遼選手とタイガー・ウッズのプレーを深夜、しかも2日間、眠い目をこすりながら見た。多くの方もご覧になったのではないかと思う。弱冠17歳の少年が、世界一のプレーヤーと堂々と渡り合ってのプレーは見事としか言いようがない。予選は通過できなかったものの、その勇姿を眩しく、また、同じ日本人として誇らしく思った人は、私ばかりではないはずである。

 同じく、この8月に開催される世界陸上ベルリン大会に出場する丹野麻美選手も実に誇らしい。一昨年の世界陸上大阪大会の出場、また記憶に新しい昨夏の北京オリンピック出場と、三年連続の快挙を成し遂げた。事も無げに出場を勝ち取ったその精神力、競技に打ち込む姿勢に唯々感服するばかりである。
そんな彼らを私たちは“天才”と呼び、選ばれた才能を持つ人間として特別視している。しかし、何故彼らが天才と呼ばれる人間として存在するのかはなかなか理解できないし、例え彼らの人生の軌跡を同じく辿っても理解は困難であろう。彼らの持って生れた才能と生まれ育った環境、そして常人には想像できない努力が成し得た奇跡なのか。はたまた神様に選ばれた人間なのか。私には分らない。しかし、理解できる糸口がないわけでもない。それは何か。家族であり、親の存在ではないかと私は思っている。

 先日、町女性団体連絡協議会主催の講演会の講師として来町された「親業インストラクター」大屋弘子氏から「10歳からの親業」(近藤千恵:講談社)という本が送られてきた。「親業」とは初めて聞く言葉であり、すぐには理解できない方が多いと思われるが、関心のある方は是非購読することをお勧めしたい。この本に書かれている趣旨と、前述の二人の天才の話とは直接関係ないものの、所謂子育てには欠かせない真実がこの本には書かれている。石川選手や丹野選手とまではいかなくとも、矢吹町に生まれ育つ子どもたちの健全な成長を願ってやまない。子育て観を一新し、親子の関係が画期的に良好になることを祈り、“私のひと言”とする。

矢吹町長 野崎吉郎

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