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町長談話 令和3年6月号

町長談話 

蛭田町長

 

 

 薫風香る時候、いよいよ田植えです。恵みの一雨ごとに、そして軽トラ、トラクターが音を響かせて農道を慌ただしく行き交うごとに、田に水が入り、目映い陽光が煌めき、雲雀や蛙が歌う。
 「さわやかな田園の町矢吹」の息吹にワクワクする季節です。この原稿を書いている5月の半ば、この一週間ほどの間に、皆様に気を揉ませた町の事業に大きな進展がありました。先ずは皆様にお知らせです。「お待たせいたしました!」


 ❶ 5月13日(木) いよいよ65才以上の高齢者への新型コロナのワクチン接種(希望者、文化センターでの集団接種)を開始、続いて指定の病院等での接種も順次開始→「これで新型コロナと変異株にも戦える。高齢者、基礎疾患ある方はじめ町民の皆様を守れるのではないか。ワクチン接種と変異株拡大のスピード、時間との戦いです」
 私は、ワクチンこそ町民の経済・行政・文化等活動再開の切り札と考え、今年度の町の最重点と位置づけ保健福祉課を中心に、早くから医療関係者との交渉、調整、予約手続き(矢吹町の高齢者約5千6百人に郵送し、希望時期等を記入して返送頂き、集団接種の予約(医師の直接接種希望は別途))等に注力してきたが、肝心のワクチンが国から届かず、接種開始できず(誠に残念)。4月末に漸く届き(1箱975回分のみ)、ワクチン接種の体制とローテーション等再調整、実地訓練等を経て開始できました。   
会田病院、県立矢吹病院、西白河病院、小針医院、渡部医院、まつやまクリニック、鈴木クリニック、きたむら整形外科、樋口小児クリニック等医療従事者の皆様や、様々な方の大変な状況下でのご協力により、順調に接種は進んでおります。、本当に有難うございます。オール矢吹でワクチン接種頑張りましょう。ワクチン接種を加速できれば(もちろん安全に)、8月、9月頃にはコロナをある程度、感染拡大の抑制ができるのではないか。経済、文化等様々な活動を「気をつけながら」本格的に再開できる、町が活気づくと期待しております。


 ❷ 5月14日(金) 2月13日の福島県沖地震で被災し、羽鳥疎水から矢吹を経て、長駆、鏡石、須賀川に至る水路が16カ所破損して通水ができない(大半の水田が田植えできないかも…)のではと心配されたが、矢吹原土地改良区、東北農政局等関係者が懸命の破損箇所探査と緊急工事、修復により、無事通水成功。まだ水路に羽鳥の水が十分に行き渡るかの確認に時間を要するが、現段階では予想以上に順調。これで今年も白河市大信、矢吹、鏡石、須賀川の羽鳥の恵みに依存する一帯で田植えができる。美しい田園風景が守れそうだと私は胸を撫下ろしています。


 ❸ 5月22日(土) 矢吹町健康センターが新しい指定管理者((株)アクテイブワン)のもとに再オープン(今の時点ではオープンに向けて突貫準備中。)このコロナ禍の厳しい環境下、県下で6つのメガステージ(矢吹のを含む)を運営してきた(株)アクテイブワンに運営して頂けることとなり、嬉しく頼もしい限りです。また、これまで15年の施設運営と円滑な引継ぎ、施設メンテ等にご尽力頂いた伸和建設(株)(前指定管理者)、プレゼン参加の方々等、矢吹の町民の温泉等存続の願いに応えて頂いた多くの関係者に心から感謝申し上げたい。既述のコロナ制圧が実現した暁には、皆様の期待に応えてサービス復活や新サービス開始も検討されること期待しております。


 コロナ禍に苦しんだ1年余、しかし、前途に明るい灯火も見えております。
ワクチン接種を加速し、もっと行き渡るまでの間もう少し「正しく恐れ、気をつけ活動する」ことをお願い致します。共に頑張りましょう。

(敬称略)

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