平成19年9月

「矢吹町の“暑い”“熱い”夏」

摂氏40.9度。気象庁観測史上74年ぶりの日本における最高気温記録更新のニュース。毎日毎日日本各地が酷暑の「史上最も暑い」さなかにあった8月。

「ラニーニャ現象」がその原因らしい。異常な高気温も手伝ってか、この夏のやぶきのイベント、「真夏の夜の鼓動」や「やぶき夏祭り」も、例年以上の人出が繰り出し、参加者も趣向を凝らした催しに大いに酔いしれ、盛り上がった。また、小中学生の各種スポーツ大会は、今夏も燃えに燃えた“熱い”夏を湧出してくれた。

昨年夏の光南高校甲子園出場に続き、今夏の矢中野球部の活躍は本当に見事だった。順調に中体連県大会を勝ち抜き、創部以来初の東北大会出場。グラウンドでハツラツとプレーする選手を、スタンドで応援する中学生や保護者と一緒に大声を張り上げることができ感無量。惜しくも全国大会出場は逃したが矢中野球部員の見事な活躍に拍手を贈り、感謝したい。

さらには炎天下のもと、初めて福島県知事佐藤雄平氏の臨席をいただき開催された「第25回中畑清旗争奪ソフトボール大会」での本町4スポーツ少年団の活躍も素晴らしかった。一歩グラウンドに足を踏み入れると、そこはまさしく灼熱地獄の様相を呈し、肌をジリジリと焦がす強い日差しの中で白熱したゲームが展開された。成績は三神スポ少の準優勝が最高位ではあったが、過酷なコンディションでの見事なプレイとファイトは感動ものであり、中畑清氏も子どもたちの頑張る姿に最大かつ熱いねぎらいの言葉を閉会式で述べていたのが忘れられない。

忘れられないといえば、矢吹町のもう一人のヒロイン、世界陸上大阪大会に2大会連続出場する丹野麻美選手。9月号の広報が皆さんの手元に届く頃には、8月26日の400m予選、27日の準決勝のレースは終わっているが、きっと51秒50の日本新記録を出してくれると確信したい。記録達成の暁には、2008年北京オリンピック出場の夢が実現する。この夏も小中学生の子どもたち、また中畑清氏、丹野選手、そして多くの町民の活躍・ご尽力によって矢吹町の夏が“暑く”、“熱く”燃えた夏になったことに感謝したい。

ペンを置こうと思ったら、また嬉しいビッグニュースが飛び込んできた。去る8月10日、佐賀インターハイの自転車競技、3千m個人追い抜き種目で、相笠翔太君(北浦出身、白河実業高校3年生)が見事自己ベストタイムの3分34秒411を記録し日本一に輝いたという。夢は2012年ロンドンオリンピック出場とのこと。新たな矢吹町のヒーローに心から拍手を贈り、今月のひと言とする。

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