平成19年11月

「10年後の矢吹」を想う

格差拡大、治安悪化、フリーター・ニートの増加、年金崩壊、子どもへの虐待、いじめの多発、出生率低下による少子高齢化、地球温暖化と自然災害の頻発、エネルギー危機と食糧危機・・・。「10年後の日本」という本に書かれている日本の将来の大予測である。

こう書き並べてみるとまさしく“心胆寒からしむ”という表現がぴったりとくる。これらの文字は、連日テレビ・新聞で報道はされているが、日々の生活を送る中では見聞きはするものの、さすがにこれだけのマイナスイメージの文字を一度に眺める機会、問題視する機会は稀であろう。私たちの町に置き換えた場合、否定はしたいものの果たして10年後の当町が、これらの予測に反する、つまり、確かな未来を担保できるのか、計画通りに物事が進むのかは誰も保障をしてはくれない。すべてが確実に、この本の予測どおりに進むとは思えないが、この本が教えてくれることを無視できないことも事実である。

今、私たちがおかれている環境、そして立場はまぎれもなく日々、不安と危機感を増幅しつつあり、それだけに現在私たちの身の周りで何が起き、何が起こりつつあるのかをしっかりと認識することが重要である。

私たちは、国の政治や行政の手の届かない、つまり、私たちの生活の水面下に取り残された人々の不安や不満が数多く渦巻いていることは承知しているが、それ以上に、自分自身の内なる自我妄想に気づかなければならないし、気づく努力を普段から心がけるべきである。これらのことが確実に自分の身にも起きることが予測できれば解決も早いが、容易にそのことに気づかないことも人間の悲しい性である。

目を凝らし、じっとこれらの文字を再び眺めてみると、一つの共通する事実が浮かぶ。それはすべてが私たち人間の所業の結果であるということ。責任転嫁はできないという事実である。

10年後の確かな矢吹の未来をつくること。道のりは険しいことは百も承知。私たちには、子どもたちが幸せに育つ明るい未来、お年寄りが老後に何の不安も無くイキイキと暮らせる社会、お父さん・お母さんが元気に働ける社会、みんなが安全・安心に暮らせる社会を確保し、豊かで明るく元気なまちづくりを進めなければならない責務がある。私たちの未来は、私たち自らの手でつくれることを信じて・・・。

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