平成23年6月

雑感~あれから二ヶ月が過ぎて

 あれから二カ月以上経ちました。スーパークールビズが国の方針として打ち出されましたが、まだゝ作業服を脱げない日々が続いております。

 また、自粛の名のもとに各種会合の夜間開催も避けられ、日中のみの対応の日々が続いております。飲食を伴う会合は、ペンを走らせている今日まで全く開催されず、そのためか、会う人毎に、顔がスッキリしたように見えるのか、“ヤセましたか?”と問われることが多くなりました。しかし、体重は変わりません。「やや肥満」のままです。このような時だからこそ、しっかりと三度の食事を摂らせて頂いております。夕方5時過ぎの今、少々お腹が空いてきました。

 今日も午前中、町内各地を車で巡回してきました。町を見渡せば、昨日まであった被災家屋がまた一つ姿を消しました。更地になった土地の持ち主は誰かと考えてみても、暫く考えないと思い出せないこともしばしば。また、田植の時期だというのに羽鳥の水のせせらぎを聞くこともなく、大声で鳴いているはずのカエルの“ゲコゲコ”の声も聞けずじまい。季節の移ろいを感じることが出来る田園のまち・矢吹の情景を失うことの寂しさを感じない訳にはいきません。

 しかし、嬉しい話題も沢山出てまいりました。2、3紹介してみます。

 自粛ムードが漂う中にあって、先日の「セム展記念 和みのコンサート」は本当に素晴らしいコンサートでした。ふるさとの森芸術村主催による企画展「セム展」の展示絵も一見の価値がありますが、セム展とのコラボレーション事業として、川島サロン美術館長のご厚意による“オシャレ”なピアノとマリンバの二重奏は、震災復興、とりわけ震災で傷ついた被災者の心の復興、心の和みにつながる素晴らしい演奏会でした。多くの聴衆者が会場を埋め尽くしました。

 また、つい先日のことぶき大学の開講式も笑顔と笑い声が絶えない素晴らしいものでした。一年ぶりにお会いした307名の学級生の皆さんの姿は元気一杯。本当に光り輝いていました。待ちに待った大学の開講式に顔を揃えた学級生はもとより、講師11名の皆さんの満面の笑顔と、昨年と変わらぬいつも通りの雰囲気に、私も勇気を貰いました。

 さらに、三鷹市のご厚意も忘れられません。先月も紹介したように、三鷹市からは、今までも様々な支援を受けてきました。今も継続的に支援を受けておりますが、先日は三鷹市庁舎にて、新たに学校図書の寄贈を受けてきました。贈呈式に臨み、今までの支援と図書寄贈の御礼を述べている時、三鷹市及び三鷹市民の心のこもった思いやりに対し、感動の余り声がふるえることを抑えることができませんでした。学校図書は、震災で建物のガレキと一緒に処分せざるを得ず、ガランとした矢中図書館も善意の図書で充実したものになりました。本当に良かった。心から感謝いたします。

 震災の後だからこそ、町民のいつもの姿を見ることが何よりも嬉しいし、また多くの方々の善意が身に染みます。

 今、町は復興に全力を傾注しております。

 町の復興のコンセプトは、多くの町民のために、多くの町民により、今までに増してより良い町を作ることです。それが当り前と言われる町を作ることです。多くの方々の善意に感謝しながら、復興への確かな歩みを今後も続けてまいります。

矢吹町長 野崎 吉郎

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