平成23年8月

「心に太陽を持て」

 ここ数年来、朝の楽しみがある。何を隠そう、私も朝の連続テレビドラマのファンの一人である。「てっぱん」も良かったが、現在放送中の「おひさま」もおもしろい。“太陽の子”陽子が織りなす悲喜こもごもの物語に一喜一憂の日々を送っている。

 今回皆さんにお伝えしたいことは、春樹兄さんの戦死により、父良一が遺品の整理中に手にした「本」にまつわる回想シーンについてである。皆さんも一度は読んだことがあるのではと思うが、『心に太陽を持て』(山本有三 訳:監修)という本の中の詩についてである。私もこの本を小学生の頃に読んだ記憶があり、また読み直したくて、苦労はしたが単行本をやっと手に入れ、再び読んでみた。本には「心に太陽を持て」の詩1編と、21編の“心に響く”物語が載っている。

ここでは、テレビの主人公陽子が朗読した詩を皆さんに是非とも全文を紹介したい。

心に太陽を持て

心に太陽を持て。

あらしがふこうと、

ふぶきがこようと、

天には黒くも、

地には争いが絶えなかろうが、

いつも心に太陽を持て。

 

くちびるに歌を持て、

軽くほがらかに。

自分のつとめ、

自分のくらしに、

よしや苦労が絶えなかろうと、

いつもくちびるに歌を持て。

 

苦しんでいる人、

なやんでいる人には、

こうはげましてやろう。

「勇気を失うな。

くちびるに歌を持て。

心に太陽を持て。」

~フライシュレン(ドイツの詩人)~

 

 どうでしたか。皆さんの心に響きましたか。

 陽子が大好きなこの詩は、今の私の心に強く響きました。今、私たちは震災の復旧と放射能との闘いで大変な時を送っていますが、私たちも陽子の時代に生きた人たち同様、“心に太陽を持って”前向きに生きたいものです。

追記 この原稿を書いた翌早朝、“なでしこジャパン”が女子サッカー、ワールドカップ大会で優勝し、世界一の快挙を達成しました。優勝した瞬間、妻と二人で万歳三唱。震災で苦しむ日本人の多くに誇りと感動、そして勇気をプレゼントしてくれた“なでしこジャパン”に心から感謝します。本当にありがとう。

この優勝も『心に太陽を持て』の物語に間違いなく加わる歴史的な事実になると確信します。

矢吹町長  野崎 吉郎

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