平成18年9月

「光南の暑い夏」

やはり今年も暑い夏だった。
しかも、光南高校甲子園初出場という快挙に町中が最高に燃えた、暑いゝ夏だった。
予感はあったものの、その日は突然訪れた。

舞台は県営あづま球場。日大東北高の最後のバッターのライトフライさえも確認できぬまま、球場全体が大きなどよめきと歓声に包まれた。誰もが万歳をし、私も隣りにいた市川校長、大木同窓会長、水戸体文会長等と手を握り、抱きつき喜びを爆発させた。光南側スタンドの皆が、涙と声にならない大声を発していた。

これ程までに人は感動し、喜ぶことが出来るのだろうか。その時の心境を今でもうまく表現出来ないが、この感動と喜びは、私の人生経験の中でも唯一無二と言えるだろう。

町民の感動と喜びも、その夜の選手を迎えた町内パレードで最高潮に達した。
選手を迎える沿道には人また人。道路を埋め尽くさんばかりの人の渦は、三、四重となり、その数およそ5,000~6,000名。町始まって以来の快挙に、町民の喜びが大観衆という形になった光景は、私自身の感動と喜びをさらに倍加させた。

甲子園大会までの慌ただしさも半端ではなかった。役場も大至急の対応に追われ、大忙し。心配も膨らんだ。応援に行ってくれる人はいるだろうか。激励金は予定通り集まるだろうか。

しかし、その心配は杞憂だった。
8月7日の甲子園球場の三塁側アルプススタンドは、揃いの茜色のシャツと白い帽子で埋め尽くされ、選手への頑張りに大声援を送った。
選手と生徒、教師の学校関係者、保護者、地域住民が一体となり、まさしく全員野球の形容がピッタリとする"朱雀が翔く"姿が甲子園で見られた。

光南野球部甲子園出場という快挙は、学校、町の歴史に燦然と輝くことは勿論だが、それ以上に生徒に、町に勇気と誇りと感動、そして喜びを与えてくれた功績は図り知れない。

この夏は矢吹町にとって、いつまでも記憶に残る暑い夏となったことを、選手に感謝したい。

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