平成17年3月1日

「ゆい」の心

皆さんは「ゆい」という言葉をご存知でしょうか。今月は、現在では死語になりつつある、この「ゆい」について書いてみます。

昔の農村では、田植えや稲刈り、はては村落での作業は、時間や労働力の貸し借り、つまり、助け合いの精神で、郷土愛に満ちた村落の農業や生活が成り立っていた時代がありました。

しかし現在では、高度成長がもたらしたモノの豊かさ、暮らしの豊かさに隠れ、日本の古き良き精神に基づき築かれた「ゆい」の精神は追いやられ、すべての事がお金で済まされてしまう世の中、また、ITの発達で顔と顔を合わせることなく会話がなされ、情報が交換出来る世の中が作られ、非常に便利に、且つ自分に都合の良い社会が出来上がりました。

その結果、「町に税金を納めているのだから、町に言えば全て町が解決するのは当たり前。」「学校は子どもの面倒を見、躾までも教育するのは当然だ。」しかも、「面倒臭いことには関わりたくない。」といった事がまかり通る世の中に私たちは暮らしているように思えてなりません。しかし、私は、こうした暮らしの中で、人間として深いよろこび、生きるよろこびを感じる事ができるとは思っておりません。

私は、住民一人ひとりがギブ・アンド・ギブ(お陰さまの心)、ギブ・アンド・テイク(お互いさまの心)、そしてホスピタリティー(おもてなしの心)を、つまり、お互いの顔と顔を、心と心を、人間が本来持っているやさしさ、思いやりに満ちた「ゆい」の心を見つめなおし、そして住民が真に心の満足、深いよろこびを見出せる町づくりを進めていく事が大切であると考えております。

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