平成20年7月

「セーブ ザ フューチャー」

アルプスなどで進む氷河の後退。北極の氷床も5年で25%も縮小し、北極グマも絶滅の危機?ヨーヨッパを熱波が襲い、オーストラリア、アメリカ西海岸では大干ばつ。さらには、台風、ハリケーンによる洪水被害の多発。ツバルの海面は上昇し、水没の危機。日本も例外ではなく、季節はずれの5月の台風接近、青森では竜巻のニュース。そして、海を覆い尽くすクラゲなど、言い出したらキリがない。明らかに、今、地球が変だ。地球温暖化を一言で片付けることなく、私たちはもっと危機意識を持たなければならないと観念すべきである。

 「では、どれ位温暖化は進んでいるのか」ということになるが、報告によれば、日本の気温はこの100年間で平均1℃上昇、東京に限って言えば3℃上昇したという。「そんなものなの」と思う方もいると思われますが、過去1,000年の時間単位では今が最も暑い時代を迎えているという。しかも、そのスピードはここ25年間で急速に進んでいるというのである。

 「では、その原因は何か?」ということになれば、二酸化炭素が地球を暖めていることになる。現在の二酸化炭素濃度は、18世紀の産業革命以前よりも35%も増加。つまり、人間の生活、生産活動が原因ということになる。今でさえも、地球の異変について相当の危機を感じている訳だが、「今以上に温暖化が進むとこの後何が起こるのか?」を考えると空恐ろしい。予測では、21世紀中の温度上昇は最低でも1.8℃、最高で4℃になるとのこと。寒がりの人は暖かくなった方が、などと考えるのは大きな誤解。では、何が起こるのか?報告では海面が約59cm上昇。30cm上昇すると日本の砂浜の約56%が失われ、例えば、1m上昇すれば、インド洋のモルディブ、南太平洋のフィジー、ツバルといった島国の多くが海に沈むと言われる。

 また、日本では見られなかったマラリア、デング熱などの感染症が、大干ばつによる食料への悪影響、さらに4℃以上の上昇となると、全生物種の40%という大絶滅の危機が危惧され、勿論、想像を絶する台風、ハリケーンの頻発は容易に想像できる。

 「では、私たちの未来のために何ができるか?」ということになるが、それは二酸化炭素の削減に尽きるだろう。ガソリンの消費を抑え、電気をこまめに消す。ゴミを少なくする。冷暖房の設定温度を1~2℃高く(低く)し、木を植える等々。興味を引くのは、食料自給率の向上。フードマイレージ(輸送コスト)を抑えると知って納得。いずれにせよ、洞爺湖サミットなどの難しいことは専門家に任せ、私たちは私たちにできることからコツコツと1つずつ前向きに取り組むことが大切であり、自分たちの地球は自分たちで守ることを強く意識しなければならない。

矢吹町 長野崎 吉郎

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