平成20年12月

“チェンジ”“イエス・ウィー・キャン”

アメリカの次期大統領に、アメリカ史上初の黒人大統領が誕生することになった。バラク・オバマ氏(47歳)。“チェンジ”(改革)を訴え、アメリカ国民の融和と団結を信じ、“イエス・ウィー・キャン”(我々は出来る)と国民の士気を高める発言を繰り返し、大統領選に勝利したのである。この“チェンジ”の言葉については、私自身の思い入れも深い。矢吹町の財政建て直し、また、自らの、そして職員と住民の皆さんの意識改革を訴え、「自らが変われば、他人が町が変わる」、つまり“チェンジ”することによって、町が進むべき道は、町が行動を起せば、即ち“インポッシブル・イズ・ナッシング”(不可能は無い)と機会あるごとに私も訴えてきた。

町は今、確実に変貌を遂げつつある。財政再建3ヵ年計画は道半ばであるが、明るい灯りが私たちにも少しづつではあるが見えてきた。これらを象徴するかのように、今年も町の“人びと”が光り輝く一年であった。多くの嬉しい話題が町を飛び交じったが、何といっても8月の北京オリンピックに出場した丹野選手の活躍は忘れられない。また4年連続県大会優勝、そして全国大会へ出場する矢吹中女子駅伝部員の活躍。町中が湧きに沸いたふくしま駅伝の町の部完全優勝。矢吹の中継所に飛び込んできた長谷川監督の勇姿とゴールでの歓喜の胴上げは、町に勇気と感動を与えてくれた。小学生の活躍も忘れられない。先月開催された教育委員会表彰式には、全国大会に出場した善郷小の器楽クラブの代表児童を始め、10名を越す児童の頑張りを讃えることができた。本当に今年も昨年と比較して町の誇りでもある“輝く人びと”が活躍してくれた。嬉しい限りである。本当にありがとう。

期せずして、活躍する子ども達から、丹野選手から同じ言葉を耳にする。「夢をあきらめず、何よりも好きなことに夢中になり、そしてコツコツと努力をする。」何て素敵な言葉だろうと感心する。この言葉を、我が身に語りかけてみる。“うーん”などとは唸っていられない。光り輝く子ども達に、そして丹野さん、中畑さんに倣って私たちも夢を持ってコツコツと町づくりに頑張りましょう。私たちなら出来る。“イエス ウィー キャン”です。オバマ氏もこう言ってます。“OurDreams Can Be One(アワ ドリームズ キャン ビー ワン)”(私たちの夢はひとつになることができる。)

私たちの夢もひとつになることが出来ることを願って、今年最後のひと言といたします。良いお年をお迎えください。

矢吹町長 野崎 吉郎

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