平成27年9月

「今年も暑く、熱かった矢吹の夏」

1年で最も気温が高く大汗をかいて過ごす時期、8月「葉月」。葉が散り始まるという意味から由来し、旧暦では「葉月」は、秋の季節となる。すでに「立秋」も過ぎた。この日以降の暑さが残暑になるという。残暑と聞けば、少しは暑さが和らぐ日があってもおかしくないのだが、今年は連日猛烈に暑い。風が吹いても熱風だ。夜も暑くて眠れない。

屋外で暮らす動・植物にとっても大きな迷惑だ。涼しい部屋で過ごす我家の愛猫「アニキ」と「チビ」、「カメ」という名のカメには快適な毎日だが、屋外の愛犬「ハナ」は、余りの暑さにグッタリ。犬知恵で少しでも涼しさを、また体温を下げるため、居所の土を15~20cm位まで、足で掘り下げてはみたものの、所詮浅知恵。効果はないようだ。救いを求めるかのように、情けない顔をしながら、つぶらな瞳で私を見つめる。少しでも涼しくなるよう、居所に水を打ったり、影が濃い場所へチェーンの位置をずらしたりしてはみたものの焼け石に水。蝉もヤケクソだ。夕方頃まで鳴くのは当り前だが、今年は猛暑のせいか、夜の8、9時頃まで、ミンミン蝉が、ヒグラシ、ツクツクボウシが鳴き止まなかった。庭の花への水やりも大変だ。我家の場合、外も暑いが家の中も暑い。外から帰って玄関に入ると36~7℃。歩を進め、2階の自分の部屋の廊下の温度計は38~9℃を超えている。夜になっても気温が下がらない。例年だと“そよっ”と吹く夜風が何とも気持ちがいい、そんな時間を楽しめるのだが、今年はそうはいかない。さらに厄介なのは、夕食後の日課となっている「ハナ」の散歩だ。20~30分の散歩を終えると汗びっしょり。頭から顔から汗が吹き出し、汗が止まらない。汗をかくのはいいのだが、大汗により背中のあせもが痒くてたまらないのが悩みの種だ。このように暑い矢吹の夏。今年も暑くて熱い矢吹の夏も様々なイベントや出来事があった。そんな矢吹の夏を振り返ってみたい。

7月25日は、「真夏の夜の鼓動」がまさしく、真夏の好天に恵まれ、大池公園にて熱い太鼓の演奏が繰り広げられた。湖面に浮ぶ無数の灯籠と夜空に浮ぶ打ち上げ花火が、幻想的な夜を演出してくれた。今年で24回目を数えることになった。

8月1日には「第15回やぶき夏まつり」と「第38回踊り流し」が駅東側で開催された。今思えば、その日は今年の夏で最も暑い、そして最も熱い一日だった。踊り流しには15団体、約700名と、例年になく多くの団体、踊り手が参加して、「矢吹音頭」を楽しんだ。

畑清旗争奪ソフトボール大会が、8月8日、9日の両日、矢吹球場をメイン会場に盛大に開催された。中畑清さんの熱い想いが込められたこの大会も32回目を迎えた。今年も県内各地のスポーツ少年団96チームと管内中学女子ソフトボール部9チーム、合せて105チームが熱戦を繰り広げた。善郷ソフトボールスポーツ少年団が、あゆりブロックで優勝。矢中女子チームも第3位と健闘した。炎天下での選手達の熱戦が、中畑清横浜DeNAベイスターズ「優勝」へ向けての力強い声援となったものと確信している。

そして、久々にホットでビッグなニュースも飛び込んできた。千葉(丹野)麻美さんが8月22日、北京で開催される世界陸上選手権女子4×400mリレーの日本代表に選ばれたのだ。ご存知のように400mの日本記録保持者。2008年北京五輪代表。今回の世界選手権の記録いかんにより、来年のリオデジャネイロ五輪出場がかかる重要な大会となる。ママさん選手として頑張る千葉選手に心からの祝意を贈ると共に、8月29日の予選のレースと8月30日の決勝レースには町を挙げて応援したい。熱いレースを期待する。千葉選手ガンバレ!

そして、忘れてはならない行事、「盆踊り」。私の記憶では、10数年前には、町内13ヶ所で「盆踊り」が催されていた。今や2区、5区、三城目、神田の4行政区と、矢吹しらうめ荘、緑風園の2団体、合せて6ヶ所での「盆踊り」が開催されるだけとなった。数は減ったが、この「盆踊り」が開催される意義は大きい。あの世の先祖様の供養と、この世に生きる人々の喜びに意義を見出すお盆の伝統行事。先祖に恥じない、そして、この世の我々が更なる元気な地域を作ることを約束する大切な時間だと、私は思っている。こんなときだからこそ、この「盆踊り」という貴重な行事を失くしたくないと強く思う。今夏、嬉しい出来事が起きた。そんな思いを共有する神田行政区の皆さんを中心とする「第1回三神地区夏まつり」が、この夏開催されたことだ。来年の夏にも新たにまた一つ、そして、また一つと増えてくれることを只管(ひたすら)願う。

  このように、今年の矢吹の夏も多くの町民に支えられた夏だった。本当に有難く、様々なイベントに携わった多くの皆さんに感謝する。有難うございました。

外に目を移すと、田んぼの稲穂も頭を垂れはじめた。順調に豊作の秋を迎えられることを心から願う。

今日もまた暑い。しばらく暑い日が続くという。お盆が終ろうとしている今、秋風が“そよっ”と吹く、そんな秋の訪れを思い浮べながら今月のひと言とする。

矢吹町長 野崎吉郎

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは企画総務課です。

役場2階 〒969-0296 福島県西白河郡矢吹町一本木101

電話番号:0248-42-2111 ファックス番号:0248-42-2587

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

矢吹町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
広告掲載について 閉じる
スマートフォン用ページで見る