陣屋の二本カヤ

陣屋の二本カヤ

通称、陣屋の二本榧【かや】と言われている。
幕府領浅川陣屋の支配領であった当地方の村々のうち、七カ村が、天保8年に旗本領(初代松平軍次郎康済)となり当所に陣屋が設置された。
その際、街道筋の農家を立ち退かせたがあまりに見事なカヤの木であるため表門と裏門の中間に位置するように陣屋を造りカヤの木を残したと言われている。

【文化財案内看板より】
 二本カヤのある岡崎氏宅は、天保8年(1837)、当地方の領主となった旗本松平軍次郎の陣屋(江戸時代に代官などが任地に所有していた役宅)で、この二本カヤは陣屋建築当時すでに見事な生育をしていたので残したと記録されている。
 南北に1メートルの間隔で並立する二本のカヤは、いずれも地上1メートル内外で数本の大枝に分岐して直上している。樹高が高く、樹勢もよく、旧陣屋庭園内にあることも特記に値いする。(現在は、別の所有者に変わっています。)

  • 根回り
    A木 約5.8m B木 約4.8m
  • 樹高
    約19m~20m

現在、陣屋は会津武家屋敷(会津若松市)に移築され、庭園にその面影を残している。

指定年月日:福島県指定昭和46年4月13日

所在地:中畑

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